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2.精密な型取り技術

当院の選ばれる理由①では各行程で使用する機材や材料についてご案内しましたが、ここでは各行程の中の型取り技術に焦点を当ててご紹介いたします。入れ歯を作るうえで重要なポイントに、型取りがありますが、この型取りの技術の差で、満足できる入れ歯が出来るかどうかが決まっていきます。

型取りの手順

まず、各患者様のあごの大きさに合ったトレーを製作し、そこに型取りの材料を入れて、あごに合わせて圧接します。材料が固まるまえに口のまわりの筋肉を動かしたり、くちびるをひっぱたりして、くちのまわりの動きを邪魔しない範囲を型取りします。固まったら取出して型取りした面に石膏を流込んで模型を作ります。そしてこの模型を元に、各患者様に合わせた入れ歯を制作していきます。

型取り後の様子と出来上がった入れ歯

なぜ型取りにこだわるのか

入れ歯作りにおいて、基本的に型取りは各医院の歯科医が直接行います。そして、各医院で制作した模型を元に、専門で入れ歯を制作している技工士さんに入れ歯の制作を依頼します。つまり、入れ歯制作において、各歯科医の技術の差が一番現れるのが、型取り技術になります。そして、この型取りで失敗すると、どんなにいい技工士さんが頑張っても、いい入れ歯などできません。まさに、私ども歯科医の腕の見せ所となります。当院では、2年の保証期間を設けていることからもお分かりいただけるかと思いますが、患者様に納得の入れ歯をお届けするため、この型取り技術の向上に取り組んでおり、特に自信のある部分となっております。

型取りで必要なこと

入れ歯が必要になった時は、歯はもとより歯茎や歯肉、その下の歯槽骨まで欠損しているケースが多いものです。そこで、無くなったものを創造し、各患者様のお口に合わせた、あるべき姿の型を作り上げるという作業が必要になります。これは、顎の筋肉の動きをはじめ、舌の使い方、発音の仕方などを考慮しながら、お口の中を立体的に再現していくということで、十分な知識が必要です。また、型を取るときに使う型取り剤の量をなるべく少なくするなど、変形が起こりにくい型の取り方や工夫も必要で、型取りについて十分な実践経験も必要です。お口の中を立体的に、完全にコピーするためには、このような非常に高度な技術が必要なのです。